2021年7月6日
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お盆とは、旧暦の頃は7月15日を中心とし13日に迎え火、16日に送り火を行っていました。新暦に変わってからは、お盆の時期が農作業の繁忙期と重なるため、ひと月遅れの8月13日から16日に行うようになってきたようです。
現在でも地域によって、7月に行う地域と、8月に行う地域があります。
新盆とは、故人の四十九日が済んだ後の初めてのお盆のことです。個人の霊が初めて戻ってこられることから、普段のお盆より丁寧にお迎えしましょう。
特に新盆を迎えられるお宅では、新盆提灯(白紋天)という、清浄無垢の白の提灯を軒先や縁側また仏壇の前に吊るし火を灯し、その灯りによって迷うことなく、家まで辿り着いてもらうという意味があります。
この新盆提灯は、1回限りしか使わず、お盆の後はお焚き上げするか菩提寺に持っていき供養してもらうようにしましょう。
翌年のお盆からは、盆提灯を用意しますが、一般的にはこれは親戚や知人から贈られるものとされていましたが、昨今ではご家族でご用意することも多いようです。
盆提灯は、翌年以降も使用しますので、お盆が終わりましたら、きれいに掃除して来年まで保管するようにします。
故人が、慣れ親しんだ家に帰り、また来年も安心してきていただけるようご用意することが大切ですね。